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2025.06.10

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工具摩耗の種類と見分け方

機械加工をするとき、工具は少しずつすり減ったり、傷んだりしていきます。この現象を「工具の摩耗」と言います。

工具が摩耗すると、加工の精度が悪くなったり、工具が壊れる可能性が高くなったりするので、非常に大切なポイントです。

▼工具の摩耗にはいくつか種類があります。

例えば:
① 逃げ面がすり減る「フランク摩耗」
② すくい面にくぼみができる「クレータ摩耗」
③ 刃先が欠ける「チッピング」
④ 切れ刃が丸くなる「切れ刃の丸まり」
⑤ 表面の皮膜がはがれる「コーティング剥離」

これらの摩耗の種類を知っておくと、工具をいつ交換すればよいか、また加工条件をどう見直すかがわかります。

見分け方としては、拡大鏡で工具の状態をチェックしたり、加工した面の光沢や荒さの変化、寸法がバラバラになっていないか、
機械からいつもと違う音や振動が出ていないかなどを注意して見ます。
これらを普段の点検で気をつけておくことで、加工の品質を守りながら工具を長持ちさせることができます!

 

竹中では、各工具の命数管理を実施しています。
そうすることで、お客様の厳しい品質管理基準を守っています。

 

 

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