2025.03.13
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ブログFMSとは?
FMS(Flexible Manufacturing System、フレキシブル生産システム)とは、生産工程の自動化と柔軟性を高めるシステムのことです。
主にCNC工作機械、ロボット、搬送システム、コンピュータ制御システムなどを組み合わせ、多品種少量生産にも対応できるようにした生産方式を指します。
株式会社竹中では2021年に竣工した藤岡工場に導入し多品種加工を行っています。
FMSの特徴
①柔軟性(Flexibility)
・異なる製品を同じ生産ラインで製造できる
・生産計画の変更に迅速に対応可能
②自動化(Automation)
・ロボットやAGV(無人搬送車)などが作業を自動化
・人の介入を減らし、生産効率を向上
③効率的な生産(Efficiency)
・生産のスケジューリングを最適化し、無駄を削減
FMSの構成要素
NC/CNC工作機械(数値制御マシン)→加工を自動で行う
搬送システム(AGV、コンベアなど)→材料や製品を自動で運ぶ
ロボット→組み立てや加工補助を担当
中央制御システム(FMSコントローラー)→生産全体を管理
FMSのメリットとデメリット
①メリット
・多品種少量生産が可能
・生産の自動化により人手不足解消
・生産工程の最適化で納期短縮
②デメリット
・初期導入コストが高い
・システム構築が複雑で管理が難しい