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2025.06.11

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機械加工の未来:自動化・無人化はどこまで進んでいる?

自動化・無人化はどこまで進んでいる?
「夜の工場が動いてる⁉」「人がいなくても加工できるの?」そんな驚きの声があがることもある、機械加工の自動化・無人化の現場。
かつては“人の手”が欠かせなかった加工現場も、いまや大きく変わり始めています。
この記事では、現場で進む自動化の最新事情と、無人化がどこまで可能なのかをお伝えします!
◆“人の手”がいらない加工って、どういうこと?
無人化といっても、いきなり「完全ロボット化!」ではありません。
現場では主にこの3つがキーワードになっています:
FMS(フレキシブル・マニュファクチャリング・システム) → 複数の設備を連動させ、夜間無人運転を実現。
工具やパレットを自動で切り替えて、次々と加工!
ロボットアームによるワーク搬送 → 加工機の前に立つのは人ではなくロボット。
部品の脱着・整列を自動でこなすシステムも増えています。
IoT・遠隔監視システムの導入 → 設備の状態をパソコンやスマホでチェック。
異常があればアラートが飛び、夜間トラブルにも即対応できます。
◆でも、無人化にも“限界”はある
現時点では、すべての加工を完全に無人化するのは難しいのが現実です。
段取りや芯出しが必要な複雑形状の部品、図面変更や形状ごとの微調整が必要な加工、工具摩耗や刃物交換などの判断が必要な作業
こうした部分には、現場の知見や柔軟な対応力が欠かせません。
◆“人と機械の役割分担”が未来のカギ
当社でも、FMSや自動化設備を積極的に導入し、夜間無人加工や、段取り省力化を実現しています。
一方で、段取りや精度合わせといった“人の技術”が必要な工程では、熟練スタッフの力がしっかり活かされています。
未来の機械加工は、「人にしかできない仕事」と「機械に任せるべき仕事」をどう分けるかが問われています。
◆まとめ
自動化・無人化は、もはや特別な話ではなく、日常の選択肢になりつつあります。
そしてそれを実現するには、設備+現場の工夫+技術者の視点がすべて揃ってこそ。
当社では、FMSによる夜間無人運転+多品種対応の柔軟な設備構成で、“効率と対応力”の両立を実現しています。

 

 

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