2025.06.11
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ブログ“機械加工あるある”10選 ― 現場・営業のギャップと本音
― 現場・営業のギャップと本音
ものづくりの最前線、「機械加工」の現場には、図面にない“リアル”な苦労や笑い話がいっぱいあります。
今回は、営業と現場の間で起きがちな“あるある”を10個まとめてみました。きっとどこかで「うちもそれ!」となるはず…!
①「簡単な形状です」って言われたけど、全然簡単じゃない!
営業:「ただの穴あけなんで、サクッとお願いします」 現場:「この角度ついた深穴、治具どうすんの!?」
→ “簡単”の基準は人それぞれです(笑)
②「明日欲しい」と言われて明日届けるのが普通になってる
現場の心の声:「明日って、今日より早くない!?」
③材料が届いたらサイズギリギリ
図面の仕上がり寸法ギリギリの材料で届き、「もう少しだけ余裕くれぇぇ〜」が本音。
④寸法OKでもバリでNG
「測ったらOKだったのに!」っていうとき、たいてい原因はバリ。
精度=寸法+仕上がりのキレイさ、ってことですね。
⑤休憩に入ろうとした瞬間に営業から電話
なぜかピンポイントで鳴るんですよね…。しかも内容が「ちょっと確認なんですが…」系(笑)
⑥「図面通りです」と言われて見ると、図面が間違ってる
「この穴、貫通してませんけど、設計ミス…?」
でも現場はちゃんと気づいてフォローする。それが加工マンのやさしさ。
⑦「似たような形状」は似ていない
営業:「前と同じような部品です!」 現場:「うん、全然ちがうね(ニッコリ)」
⑧なぜか月末に注文が集中する
「どうして月の前半は静かなんですか?」
→ 営業「不思議ですねぇ(棒)」 → 現場「いやもう見えてるよ、月末納品の山!」
⑨図面の「参考寸法」が全然参考じゃない
参考=無視していい、ではない。測っておいてよかった、が加工あるある。
⑩「これってどう加工してるの?」と聞かれて答えに詰まる
「うーん…体が覚えてる」「毎回やってたら、手が勝手にね」→ 技術ってそういうもんです。
◆まとめ:ギャップがあっても、目指すゴールは同じ
営業は「お客様に届けること」、現場は「品質を守って形にすること」。それぞれの立場の“あるある”も、実はものづくりへの情熱があってこそ。
だから、ちょっとのズレも笑いに変えて、チームとして前に進んでいきたいですね!