2025.05.22
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ブログ計測器選定の主なポイントとは?
1. 測定対象の特性
測定する製品や部品の形状・材質・サイズを明確にします。
例:小型部品であればマイクロメータ、大型であればノギスや三次元測定機。
2. 測定精度の要求
品質基準に対する**許容差(公差)**に応じて、必要な精度の計測器を選びます。
「製品公差の10分の1」が目安とされることが多いです。
3. 使用環境
工場内の温度・湿度・振動などに対応できるかどうか。
デジタル式かアナログ式かの選択もここに影響。
4. 使用頻度・作業性
頻繁に使う場合は、操作が簡単で耐久性のあるものを。
自動記録機能付き計測器は、作業効率やトレーサビリティに優れています。
5. 校正・管理体制
ISO 9001などの認証を取得している場合は、トレーサビリティが確保された計測器を選定。
定期的な校正が必要なため、校正証明書の有無も確認。