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2025.06.11

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機械加工の未来 自動化・無人化はどこまで進んでいる? .

「夜の工場が動いているの?」

「人がいなくても加工できるの?」

そんな驚きの声があがることもある、機械加工の自動化・無人化の現場。
かつては人の手が欠かせなかった加工現場も、今や大きく変わり始めています。

①人の手がいらない加工って、どういうこと?
無人化といっても、いきなり「完全ロボット化」ではありません。現場では主にこの3つがキーワードになっています。
・FMS(フレキシブル・マニュファクチャリング・システム)

複数の設備を連動させ、夜間無人運転を実現。工具やパレットを自動で切り替えて次々と加工。

・ロボットアームによるワーク搬送

加工機の前に立つのは人ではなくロボット。

部品の脱着・整列を自動でこなすシステムも増えています。

・IoT・遠隔監視システム

設備の状態をパソコンやスマホでチェック。

異常があればアラートが飛び、夜間トラブルにも即対応できます。

 

②でも、無人化にも限界はある
現時点では、すべての加工を完全に無人化するのは難しいのが現実です。

段取りや芯出しが必要な複雑形状の部品、図面変更や形状ごとの微調整が必要な加工、工具摩耗や刃物交換などの判断が必要な作業こうした部分には、現場の知見や柔軟な対応力が欠かせません。

 

③人と機械の役割分担が未来のカギ
当社でも、FMSや自動化設備を積極的に導入し、夜間無人加工や、段取り省力化を実現しています。

一方で、段取りや精度合わせといった人の技術が必要な工程では、熟練スタッフの力がしっかり活かされています。

未来の機械加工は、「人にしかできない仕事」と「機械に任せるべき仕事」をどう分けるかが問われています。

 

まとめ
自動化・無人化は、もはや特別な話ではなく、日常の選択肢になりつつあります。

これを実現するには、設備+現場の工夫+技術者の視点がすべて揃ってこそ。

当社では、FMSによる夜間無人運転+多品種対応の柔軟な設備構成で、効率と対応力の両立を実現しています。

 

 

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