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2025.06.10

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スローアウェイチップと再研磨刃物の違いとコスト比較

金属加工で使う切削工具には、大きく分けて「スローアウェイチップ」と「再研磨刃物」の2種類があります。
それぞれの特徴を理解して、現場に合った選び方が大切です。

▼スローアウェイチップ
工具が摩耗したらそのままチップごと交換して使うタイプです。
交換が早く済むので、機械を止める時間が少なくて済み、特に量産や自動化のラインに向いています。
また、チップの品質が安定しているので、誰が交換しても同じ品質を保ちやすいです。
ただし、チップ1つの値段は高く、たくさん使うとコストが増えやすいです。
また、使い終わったチップはそのまま捨てるので廃棄量も多いです。

▼再研磨刃物(例えばソリッドエンドミル)は、使い終わっても研磨して何度も使えるタイプです。
1本で何回も使えるので、結果的にコストが安く済みます。
しかも、いろいろな形や材質が選べるので、少量多品種の加工やコストを気にする現場に向いています。
ただし、研磨すると刃の長さが少し短くなるので、その都度段取りを変える必要があります。
また、刃先の精度を保つために管理も必要です。

▼コスト面
スローアウェイチップは初めの投資が少なく済むけど、交換が多くなるのでランニングコストが高くなります。
再研磨刃物は最初の投資が少し高いですが、長持ちするので総合的にはお得になることも多いです。

 

竹中では、加工部位単位で、「スローアウェイチップ」と「再研磨刃物」を使い分けています。

 

 

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